英国の高級車メーカー、ベントレーは10月8日、2014年1‐9月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は7786台。前年同期比は19%増と伸びた。
市場別実績では、最大市場の米国が、前年同期比4%増の2107台と堅調。第2位の中国は1951台を売り上げ、前年同期比は155%増と大きく伸びた。これは、モデルチェンジした『フライングスパー』投入の効果によるもの。
3位は地元英国で、前年同期比5%増の1113台と堅調。英国を除いた欧州全体でも、ドイツの好調により、前年同期比7%増の1155台を販売した。また、中東は21%増の596台。アジア太平洋地域は、49%増の468台。日本は46%増の207台を登録した。
車種別では、『コンチネンタルGT V8 S』のクーペとコンバーチブルが販売増に貢献。フライングスパーV8も、好調な販売の原動力となった。
ベントレーのケビン・ローズ営業&マーケティング担当取締役は、「いくつかの市場では、引き続き困難な状況にある。しかし、2014年は過去最高の販売を達成するだろう」とコメントしている。