【MotoGP 日本GP】大どんでん返しの予選、ラスト2分の激闘

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
アンドレア・ドヴィツィオーゾ
アンドレア・ドヴィツィオーゾ 全 15 枚 拡大写真

10月11日、栃木県・ツインリンクもてぎでMotoGP日本GP、MotoGPクラスの公式予選が行われ、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手がポールを獲得。予選Q2ラスト2分の大どんでん返しであった。

Q2序盤は、モビスターヤマハのバレンティーノ・ロッシ選手がタイムをリード。しかしそこに食い込んできたのがドヴィツィオーゾ選手。3位にはレプソルホンダのダニ・ペドロサ選手が付ける。

後半でもロッシ選手は予選をリード(1分44秒837)、2位にモビスターヤマハのホルヘ・ロレンソ選手が付け、ドヴィツィオーゾ選手は3位に。予選前半は出走せずに様子を見ていたマルク・マルケス選手は後半の一発にかけるが、いざ出走というタイミングでマシンが始動せず、フリー走行時のタイムを続々と塗り替えるライダーから大きく遅れをとった。

しかしマルケス選手はそこで強さを見せ、1分44秒775のタイムをマーク、一気にトップに立つ。

予選残りは約2分。マルケス選手がこのままポールと思われたが、ペドロサ選手が1分44秒755をマークし、トップに。そして次の瞬間、ドヴィツィオーゾ選手が1分44秒502をたたき出し、逆転。

ペドロサ選手もあきらめず、最後の最後まで猛アタックを続ける。そのラストチャンス、最終コーナーに差し掛かったその瞬間…スリップダウンにより転倒。ドヴィツィオーゾ選手のポールポジションが決定した。

決勝は明日12日14:00より行われる。

MotoGP日本GP MotoGPクラス予選 リザルト

1…アンドレア・ドヴィツィオーゾ 1’44.502(ドゥカティ)
2…バレンティーノ・ロッシ 1’44.557(モビスターヤマハ)
3…ダニ・ペドロサ 1’44.755(レプソルホンダ)
4…マルク・マルケス 1’44.775(レプソルホンダ)
5…ホルヘ・ロレンソ 1’44.784(モビスターヤマハ)
6…アンドレア・イアンノーネ 1’44.854(プラマックレーシング)
7…ポル 1’44.867(モンスターヤマハテック3)
8…カル・クラッチロー 1’44.898(ドゥカティ)
9…ステファン・ブラドル 1’45.005(LCRホンダ)
10…ブラッッドリー・スミス 1’45.044(モンスターヤマハテック3)
11…アレックス・エスパルガロ 1’45.315(NGMフォワードレーシング)
12…アルバロ・バウティスタ 1’45.677(GO&FUNホンダグレシーニ)


17…中須賀克行 1’46.876(ヤマルーブレーシング with YSP)
18…青山博一 1’46.915(ドライブM7アスパル)

《阿部哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  2. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  3. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  4. SHOEIが新型フルフェイスヘルメット『GT-エアーIII』にグラフィックモデル「DISCIPLINE」を設定
  5. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
  6. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  7. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  8. レスポンスが春割キャンペーンを開催中、「レスポンス ビジネス」法人プランが無料…4月1日~5月31日
  9. いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
  10. レンジローバー最初のEV、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る