ダイムラー と中国 北京汽車、提携を強化…メルセデスの小型車の現地生産拡大へ

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メルセデスベンツ・コンセプトGLA(上海モーターショー13)
メルセデスベンツ・コンセプトGLA(上海モーターショー13) 全 1 枚 拡大写真

ドイツの自動車大手、ダイムラーと、中国の北京汽車(BAIC)は10月10日、提携関係を強化すると発表した。

2006年、ダイムラーは、北京汽車との間で、中国合弁会社の北京ベンツを設立。2006年からメルセデスベンツ『Eクラス』を、2008年から『Cクラス』を現地生産している。2011年11月からは、『GLKクラス』も生産車種に加わった。中国専用のEクラスのロングホイールベース仕様も組み立てている。

2014年3月、ダイムラーと北京汽車は、メルセデスベンツの中国生産能力の引き上げで合意。北京ベンツの現地工場におよそ10億ユーロを追加投資し、車両およびエンジンの製造ラインを拡張するとしていた。

今回、ダイムラーと北京汽車は、提携関係をさらに強化すると発表。具体的には、中国において、メルセデスベンツの小型車の現地生産を拡大する。これは、2015年初頭に開始される『GLAクラス』の現地生産に続く形となる。

ダイムラー取締役会のディーター・ツェッチェ会長は、「今日の契約は、ダイムラーと北京汽車の長期に渡る提携関係を示すもの。中国市場での将来に、自信を持っている」と述べている。

《森脇稔》

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