フェラーリ 458 スペチアーレ と ポルシェ 911 GT3、比較テスト[動画]

自動車 ニューモデル 新型車
フェラーリ 458 スペチアーレ と ポルシェ 911 GT3を比較する英『CAR』
フェラーリ 458 スペチアーレ と ポルシェ 911 GT3を比較する英『CAR』 全 1 枚 拡大写真

イタリアのフェラーリと、ドイツのポルシェ。両社を代表する高性能モデルの比較テスト映像が、ネット上で公開された。

この映像は10月13日、英国の自動車メディア、『CAR』が公式サイトを通じて配信したもの。フェラーリ『458スペチアーレ』とポルシェ『911 GT3』を徹底比較している。

458スペチアーレは、『458イタリア』の軽量高性能モデル。ミッドシップに積まれる直噴4.5リットルV型8気筒ガソリンエンジンには、燃焼効率のアップや、ピストンのジオメトリー変更による圧縮比の向上、吸排気系の見直しなどを実施。最大出力は605ps/9000rpmへ、35ps引き上げられた。最大トルクは55.1kgm/6000rpmと据え置き。

また、458スペチアーレは458イタリアに対して、軽量化を推進。カーボンファイバー製バケットシートを採用するなどして、車両重量は1290kgと、90kgの軽量化を成し遂げた。パワーウェイトレシオは2.13kg/ps。さらに、アクティブエアロシステムなどにより、空力性能も引き上げられた。7速デュアルクラッチ「F1」トランスミッションは、専用チューンで変速時間を短縮。動力性能は0-100km/h加速3.0秒、最高速325km/h。

一方、911 GT3は新型『911』シリーズの中で、自然吸気エンジン搭載のトップグレードに位置付けられるモデル。新型は5世代目。そのハイライトは、さらに強化されたエンジン。3.8リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンは、新型『911カレラS』用がベース。ただし、クランクシャフトをはじめ、チタニウム製コネクティングロッドやピストンなど、ほとんどのパーツを専用設計する。

この結果、最大出力475ps/8250rpmを獲得。9000rpmまで許容する高回転型エンジンとした。パワーウェイトレシオは3.0kg/ps。トランスミッションは、新型911 GT3のために専用開発された7速デュアルクラッチの「PDK」。駆動方式はRR。新型911 GT3は、0-100km/hを3.5秒で駆け抜け、最高速は315km/hに到達する。

両車の10分に及ぶ比較テスト映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る