長谷川香料、マレーシアのペレスコル社を買収

エマージング・マーケット 東南アジア

長谷川香料は21日、マレーシアにおいて食品用粉末シーズニング及び液体香料の製造販売を行っているペレスコル社の既存株主と株式売買契約を締結したと発表した。

長谷川香料グループのグローバル戦略の一環として、ペレスコル社の全株式を取得することで、東南アジアにおける製造拠点を確保する。

ペレスコル社は、長谷川香料からの香料などを原材料として、ハラル(イスラムの戒律に則った)に対応した食品用粉末シーズニングとして加工、マレーシア国内において販売、周辺地域に輸出している。ペレスコル社の関連会社との取引を含めると約50年間にわたり長谷川香料と取引がある。長谷川香料は香料などの販売に加え、技術支援なども行ってきた。

長谷川香料は、ペレスコル社と東南アジア販売拠点との連携を通じて、成長率の高い東南アジア市場への浸透を加速して行く方針だ。

広瀬やよい

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