【サンパウロモーターショー14】ダチアから「オロチ」登場!? その正体は

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ダチア ダスター・オロチ
ダチア ダスター・オロチ 全 5 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーのダチアブランドは10月28日、ブラジルで開幕したサンパウロモーターショー14において、コンセプトカーの『ダスター・オロチ』を初公開した。

ダチアはもともと、ルーマニアの自動車メーカー。1966年創業と長い歴史を誇る。当初はルノー車をノックダウン生産していたが、1980年代半ばから、独自モデルを開発してきた。しかし、1990年代の半ば、経営が悪化。1999年にはルノーの傘下に入り、経営再建に取り組んだ。現在では、ルノーグループの低価格車を開発・生産する重要な役割を担う。

今回、ダチアブランドがサンパウロモーターショー14で初公開したのが、ダスター・オロチ。『ダスター』は、ダチアの主力SUV。コンセプトカーのダスター・オロチでは、そのピックアップトラック版を提案する。

ダスター・オロチは、サンパウロにあるルノーの南米デザインセンターが設計。大人5名が乗車できる広い室内に、引き上げられた最低地上高、18インチのタイヤとホイール、サイドプロテクトモールなどを採用。「どこにでも行ける車」として、機動性をアピールした。

ルノーによると、南米のLCV(軽商用車)市場において、ピックアップトラックは、およそ75%の市場シェアを占有し、年間92万台以上の市場規模を持つという。ルノーはすでに、ピックアップトラック市場への参入計画を発表。「少なくとも、2車種を投入する」と説明している。

《森脇稔》

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