【イクリプス AVN-SZX04i インプレ】地図は常に最新、音声入力も使いやすい“コンシェルジュ”カーナビ

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モータージャーナリストの藤島知子さん
モータージャーナリストの藤島知子さん 全 22 枚 拡大写真

目的地までの移動を効率良くこなしたり、初めて出掛けるスポットを訪れる際の道先案内人として活躍するカーナビはとても頼れる存在。でも、「さぁ、出発!」とクルマに乗り込んだまではいいものの、目的地設定でモタついて、出鼻をくじかれたという経験はありませんか?

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◆自動更新が検索&ドライブをサクサク

例えば、該当する施設がナビに登録されていなかったり、新しく開通したハズの道路が地図に載っていなくて遠回りのルートを引いてしまったり…。今の時代はすぐに結果を求めるスピード社会ということもあって、たまにモタつくとイラッとしてしまうことも。「頼りにしていたのに、肝心な時にどうして~!?」なんていうことにもなりかねない。

そんなユーザーたちの不満を払拭すべく登場したのが富士通テンの『イクリプス AVN-SZX04i』だ。ナビとセンターが通信するためのユニットを標準搭載し、地図や施設のデータをセンターから入手することで、いつでも最新のナビとして使えるという画期的な商品なのだ。これまでも地図データ更新は可能だったが、私のような女子には分厚い説明書を読むことさえ腰が引け、家電と一緒でそのまま使い続けてしまうのがオチだった。

その点、今回のAVN-SZX04iは、付属の通信ユニットを通じて毎月1回、道路地図を自動更新。それも、ナビを使っている最中に勝手にダウンロードしてくれる。ダウンロードしている間もナビは普通に使い続けることができ、待たされることもない。

◆通信機能装備は地図自動更新だけじゃない

通信機能を手にしたことで実現できたものは、目的地予測候補の表示に加えて、ネットでキーワードをサーチするように、「お台場」や「ショッピングモール」など、複数のキーワードを羅列してリストアップできるAND検索が可能になった。正確な施設名が分からず、うろ覚えのスポットを見つける時は役立つに違いない。

AVN-SZX04iに加わったほかの機能としては、目的地付近の駐車場の満空情報が表示できるようになったこと。考えてみれば、クルマで出掛ければ必ず駐車しなくちゃいけないワケで、これまでは目的地付近で空車の駐車場を探すのに手間取ることも多かった。

その点、今回は目的地を検索して案内開始をタッチする前に「目的地駐車場検索」をONにしておくと、目的地の2km手前あたりでタイムズやリパークなどの駐車場の空車状況をリアルタイムで表示。「P」のマークが青色は空車、オレンジ色は混雑、赤色は満車で表示され、一目で状況が把握できるようになっている。

目的地の2km手前で一旦駐車場表示の画面に切り替わると、目的地付近の画面が優先表示される。そこから先は、基本的に音声ガイダンスに従ってる。より詳しい案内を見たいなら目的地の画面の切り替えをするなど、表示を変えて走ればよいだろう。

◆使い方に迷っても心配なし「遠隔サポートサービス」

新しい機能が加わると使いこなせるか不安に思う人もいそうだが、AVN-SZX04iは今回紹介した機能が、購入後すぐに使いこなせるのも嬉しいポイントだ。操作が分からない時は、迷わず「遠隔サポートサービス」を利用してみて欲しい。専任のオペレーターに電話して、ナビのシリアルナンバーを伝えると、オペレーターがセンターを通じてナビを遠隔操作してくれる。

◆ドライバーの“ワガママ”に応えるスマホ連携アプリ「CarafL」

イクリプスのナビには、かねてより行きたい施設を直感的に検索し、スマートフォンとナビをテザリングすることで目的地を設定できる「CarafL」が採用されていたが、その使い勝手も飛躍的に向上した。

CarafLを起動すると、スマホの画面に「はるかちゃん」という名のコンシェルジュが登場し、「レストランに行きたい」といった具合で希望を伝えると、データをリストアップしてくれる。さらに「イタリアンがいい」とか、「カードが使える店」といったキーワードを順に伝えていくことで、希望に添った店を見つけることができるのだ。じつはこのサービス、ぐるなびやホットペッパーのWebサービス、Yahoo! ロコのデータベースが利用されることもあって、情報量は膨大。しかも、今回のバージョンは会話の認識精度もアップしていて、実際に使ってみると検索がスムーズかつスピードも向上しているように感じる。

走行中に「FMラジオが聴きたい」とか「道路交通情報」と伝えると、画面がオーディオ設定画面から自動的にソースを選択してくれる。「地図を3Dにする」とか、「近くのガソリンスタンドを表示して」といった要求にも応えてくれるので、ドライバーは前方から目をそらさずに必要な情報が得られるぶん、運転操作に集中でき、安全運転にも貢献するのだ。単なる電化製品に留まるのでなく、ドライバーや乗員を取り巻く状況までフォローしてしまう配慮ぶりは、人が使う道具の進化として理想的なものといえるだろう。

さらに、注目したいのがクルマの外から目的地検索と予約設定ができるようになったこと。カフェや自宅に居ながらにしてCarafLから目的地を検索して予約設定をしておくと、クルマに乗り込んでカーナビが起動した際に受信メッセージが届き、それを開くと目的地の設定画面が自動的に表示される。あとは案内開始をタッチするだけで誘導を開始。「仕事で大切なゲストとミーティングをした後、食事に出掛けることになった」という時やデートで映画の上映時間が迫っている時など、デキるビジネスマンとして、また、賢い彼氏として素早く行動してみせることができる。つまり、この機能を使いこなすことでアナタの株が上がることはいうまでもナシ! 使い手を引き立てる付加価値まで与えてくれるのだ。

通信機能を駆使することで、最新の情報とクルマ、使い手のニーズをつなげるイクリプスのAVN-SZX04i。アクティブに行動するアナタをフォローする機能の数々は、スマートなカーライフを送る上では欠かせない、相棒のような存在になってくれそうだ。

《藤島知子》

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