【トヨタ MIRAI 発表】未来に乗った…1年前の試作車から2割パワーアップ

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ MIRAI(ミライ)
トヨタ MIRAI(ミライ) 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車の燃料電池車『MIRAI(ミライ)』を、東京都江東区の同社の車両展示・試乗施設「MEGA WEB」で試乗した。MIRAIについてはちょうど1年前にも、最終試作段階のプロトタイプにも試乗していたので、最終製品との比較を楽しみに乗り込んだ。

【画像全4枚】

1年前の試乗時には、電動車両ならではのシームレスな加速感が印象に残ったものの「車両全体が重くて、まったり」という、物足りなさもあった。ところが、ピカピカのMIRAI、さすが市販車という仕上がりに圧倒された。とくに60~70km/hの中速域からの再加速は俊敏であり、「まったり」感は一掃されていた。

開発責任者である製品企画本部の田中義和主査に聴くと、なんと1年前のプロトタイプより「パワー(動力性能)は2割強上がった」という 。「そこが燃料電池という化学反応ユニットの面白さであり、大変さなんです」と田中氏。日々改良が進む分、車両としての完成度は手探りも続くということだろう。

関係者によると、プロトタイプの車体はレクサス『HS250h』を改造したものだったという。流用なので無理もないが、硬い乗り心地や騒音も気になった。MIRAIでは「車体剛性にも留意した」(田中氏)専用設計によって、試乗コースにある石畳でも衝撃をしなやかに吸収し、「とくにこだわった」(同)という静粛性も高級車ならではという印象。

また、燃料電池や水素タンクなどのユニットを床下中心に配置したことによる重心の低さやミッドシップ車並みのレイアウトからは、走りの安心感がもたらされる。「初めての技術を多く使うが、FUN TO DRIVEの精神は絶対、犠牲にしたくなかった」という田中氏の想いが伝わる完成度だ。まさに「未来」のモビリティに乗ることができたと、心も満たされた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『エブリイバン』にぴったり! 専用「LEDコンソールボックス」発売
  2. 【日産 エクストレイル 300km試乗】存在感を取り戻せるか? 次期モデルが向かうべき方向性とは
  3. 走りが変わる! トヨタ『ヤリスクロス』次期型は新開発直4を搭載!? 新型キックスとガチンコ対決
  4. メルセデスベンツ『Sクラス』次期型に「2ドアクーペ」復活! これが最終デザインだ
  5. トヨタ『ハイエース』次期型はハイブリッドで2026年末登場か?…4月のスクープ記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る