スズキは11月27日、『パレット』などのドライバーシートに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、スズキ『パレット』、日産『ルークス』の2車種で、2008年1月9日~2011年9月8日に製造された34万4853台。
運転者席において、座席を車体へ固定するためのブラケットの強度が不足しているため、座席に繰り返し負荷がかかると、当該ブラケットに亀裂が入るものがある。そのため、そのまま使用を続けると、異音やガタが発生し、最悪の場合、当該ブラケットが破損して座席が傾き、正しい運転姿勢が取れなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、固定用ブラケットを対策品に交換する。
不具合は96件発生、事故は起きていない。市場からの情報および国土交通省からの指摘により発見した。