トヨタ系、アドヴィックスへのブレーキ事業集約を推進

自動車 ビジネス 企業動向
アドヴィックス(WEBサイト)
アドヴィックス(WEBサイト) 全 1 枚 拡大写真

アドヴィックス、アイシン精機、デンソー、住友電気工業、トヨタ自動車の5社は、アドヴィックスへの事業集約をさらに推進し、同社のブレーキ事業の競争力を強化していくことで合意した。

アドヴィックスは2001年7月にアイシン、デンソー、住友電工、トヨタの4社によって設立。以来、ブレーキシステム・ブレーキ部品の開発、生産、販売を手掛けてきた。

今回の合意は、アドヴィックスの競争力強化を目的に、従来から行ってきたアドヴィックスへの機能集約を一層進めるもので、ブレーキシステムの開発、生産から販売まで一貫した事業体制を完備し、より専門性を高めていく。

具体的には、アイシン、デンソーおよびトヨタは、今後、アドヴィックスへの人員派遣など開発支援を強化するとともに、2016年1月以降、アイシン半田工場ならびにデンソー大安製作所の制御ブレーキの生産機能を段階的にアドヴィックス半田新工場へ移管していく。

なお、今回の制御ブレーキの生産機能集約については、独占禁止法上の必要な手続きを経たうえで、実施する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る