【広州モーターショー14】メルセデス-マイバッハ Sクラス…中国と米国で同時デビュー

自動車 ニューモデル 新型車
メルセデス-マイバッハ Sクラス(広州モーターショー14)
メルセデス-マイバッハ Sクラス(広州モーターショー14) 全 11 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは11月20日、中国で開幕した広州モーターショー14において、『メルセデス-マイバッハ Sクラス』を初公開した。

メルセデス-マイバッハ Sクラスは11月19日、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー14でワールドプレミア。時差の関係で、数時間遅れて中国でも、広州モーターショー14に出品された。世界の高級車の二大市場の米国と中国で、メルセデス-マイバッハ Sクラスは、同時にワールドプレミアされたといえる。

マイバッハは、メルセデスベンツ傘下の超高級車ブランドだが、2012年に生産を終了して以来、事実上、ブランドは休止状態にあった。今回、マイバッハが2年ぶりに復活。新生マイバッハは、メルセデスベンツのサブブランドに位置付け。新たに、「メルセデス-マイバッハ」ブランドが立ち上げられた。メルセデス-マイバッハ Sクラスは、新型メルセデスベンツ『Sクラス』をベースにした超高級車として誕生している。

メルセデス-マイバッハSクラスのボディサイズは、全長5453mm、ホイールベース3365mm。ベース車両のメルセデスベンツ『Sクラス』のロングホイールベース車に対して、およそ200mm長い。この部分は、後席乗員の足元空間のゆとり拡大に充当。また、後部ドアやCピラーは、Sクラスとは異なる専用設計。メルセデス-マイバッハSクラスでは、後席乗員の頭上空間のゆとりも引き上げられた。さらに、室内の静粛性を徹底追求。メルセデスベンツによると、量産車としては世界で最も静かという。

メルセデス-マイバッハSクラスの頂点に立つグレードが「S600」。6.0リットルV型12気筒ツインターボエンジンを搭載。最大出力530hp、最大トルク84.6kgmを引き出す。0‐100km/h加速は5秒、最高速は250km/h(リミッター作動)。

広州モーターショー14のプレスカンファレンスには、ダイムラーで中国事業を統括するHubertus Troska取締役が登壇。「メルセデス-マイバッハSクラスは、最上級セグメントにおける完璧な頂点。最高の自動車を求める顧客の要望を満たす」と述べ、自信を示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る