幻の「京浜急行線」高架橋、解体工事始まる

鉄道 企業動向
JR線の田町~品川間では車両基地の集約に伴い創出された敷地を活用する再開発計画が進行中。幻の「京浜急行線」唯一の遺構だった高架橋の撤去工事が始まった。
JR線の田町~品川間では車両基地の集約に伴い創出された敷地を活用する再開発計画が進行中。幻の「京浜急行線」唯一の遺構だった高架橋の撤去工事が始まった。 全 4 枚 拡大写真

戦前に計画されたものの実現しなかった「京浜急行線」の遺構として知られる、田町~品川間(東京都港区)の高架橋の解体工事が始まった。既に田町方の構造物が撤去されている。

【画像全4枚】

京浜急行線は、現在の京浜東北線快速電車に相当する速達運行系統。東京~品川間は戦前に在来線の線路を6本敷くことが計画され、東側の2本を東海道線が使用。西側の4線は外側2線を山手線と京浜緩行線(現在の京浜東北線各駅停車)が共用し、内側2線は横須賀線と京浜急行線が共用する計画になっていた。しかし、戦時中の資材不足で工事は中断。戦後は山手線と京浜東北線の走行線路を分離するための計画に変更され、京浜急行線の計画は幻に終わった。

戦前に建設された京浜急行線用の施設のうち、浜松町~田町間に残っていたコンクリートボックス橋は東海道新幹線の建設時に撤去された。一方、田町~品川間に建設された高架橋は、鉄道線路として使われることなく放置されていたが、このほど同区間の再開発計画に伴い解体工事が始まった。12月14日の時点では、田町方が3分の1ほど撤去されている。

《草町義和》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. フィアット『トポリーノ』に2台のワンオフ、スピードスターと4シーター登場…ジウジアーロらが制作
  2. フォロフライの商用EV「F11VS」、3人乗りミドルルーフ仕様を受注開始…荷室高150mm拡大
  3. シトロエン『2CV』が復活、265万円で2028年までに市販化へ…パリモーターショー2026
  4. カワサキ『Ninja 1100SX』2027年モデル2車種を発売へ、カラー変更で刷新 178万2000円から
  5. ホンダ『ヴェゼル』次期型、2028年登場か!? 次世代ハイブリッド搭載へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. 物流のAI革命「ロジスティクス4.0」の先にある商用車の新ビジネス…ローランド・ベルガー 小野塚征志氏[インタビュー]
  3. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
  4. NITTANのエンジンバルブ技術、インドで実証へ…経産省グローバルサウス事業に採択
  5. CASE革命と電動化、次世代の自動車部品
ランキングをもっと見る