シャープの自由に形状を設計できるディスプレイ、任天堂が次世代機などで採用か

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シャープがCEATECに出展していたフリーフォームディスプレイ
シャープがCEATECに出展していたフリーフォームディスプレイ 全 2 枚 拡大写真

時事通信によれば、シャープは形状を自由に設計できる新型の液晶ディスプレイを2016年初め頃から量産し、任天堂に供給する方向になったとのこと。採用第1号で、任天堂は新型の携帯ゲーム機か睡眠状態を自動測定する機器に使われる見込みだと伝えられています。

シャープが開発した自由な形状をデザインできる「フリーフォームディスプレイ」(FFD)は、IGZO技術と独自の回路設計によって実現されたもの。従来の液晶ディスプレイは駆動用回路をフレームに配置していたため、四角形の形状が一般的でしたが、新型ディスプレイでは回路を液晶内部に埋め込むことで、ほぼフレームレスで、自由な形を実現しているとのこと。

今年10月に開催されたCEATECでは2017年を目標に実用化を目指すとしていましたが、前倒しになった模様。任天堂はディスプレイの中心に穴を空けるようなことも検討しているそう。どのような使われ方をするのか興味が尽きませんね。

ニンテンドー3DSが発売されたのは2011年で、2016年には6年目を迎えますので次世代機というのは真実味のある話です。また、新たな健康事業の第一弾として任天堂が展開しようとしている睡眠を測定する機器は2015年中に発売するとしています。

任天堂、自由に形状を設計できる新型ディスプレイを採用へ 次世代機や睡眠測定器に採用か

《土本学@INSIDE》

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