ホンダの米国法人、アメリカンホンダは2015年1月1日、ロサンゼルスで行われる恒例の新年行事、「ローズパレード」に参加する。ホンダが製作するパレード用の山車、「フロート」は、2015年は「友達」がテーマ。
ロサンゼルス郊外のパサディナで開催されるローズパレードは、米国の代表的な新年行事のひとつ。2015年で126回目という長い歴史を誇り、毎年およそ100万人もの観光客が訪れる一大イベント。
パレードには、さまざまなフロートが登場。フロートとは大型の台車のことで、日本の祭りの山車のようなもの。ホンダは2015年も独自にフロートを製作し、ローズパレードに参加する。
2015年のホンダのフロートのテーマは、「Building Dreams of Friendship」。次世代を担う若者の育成と日米の文化交流を深めるために、「TOMODACHIイニシアチブ」とホンダが、東日本大震災の被災地で音楽に携わる学生を米国ロサンゼルスに招待。世界共通言語である音楽を通じて、米国の伝統や文化を体験する機会を提供する。
ホンダのコーポレートスローガン、「The Power of Dreams」に基づくこの3年間のパートナーシップは、ホンダによると、日米の相互理解と友好関係を促進する機会を与えるだけでなく、米国民の東北地方への復興サポートに対して、感謝の気持ちを伝えるものになるという。
アメリカンホンダは、フロートのイメージスケッチを公開。米国と日本をモチーフにした2台のフロートが、友好の架け橋で結ばれていることを表現している。