五洋建設、香港で地下鉄海底トンネルの建設を受注

鉄道 企業動向

五洋建設は1月5日、チャイナ・ステイト・コンストラクション・エンジニアリングと共同で、地下鉄シャーティン・セントラル線の海底トンネル建設工事を香港鉄路(MTR)から受注したと発表した。全体の受注金額は日本円換算で663億円。2020年末の完成を目指す。

シャーティン・セントラル線は、総額3兆円規模とされる「香港十大インフラプロジェクト」の一つ。九龍半島の沙田(シャーティン)駅と香港島の金鐘(アドミラルティ)駅を結び、途中の九龍半島ホンハム地区と香港島コーズウェイベイ地区の間には、ビクトリア湾を縦断する海底トンネルが設けられる。

海底トンネルは11函の沈埋函を接合させる方式で建設する。五洋建設は同線の建設によって「各地下鉄路線間の接続・乗継の円滑化、所要時間の短縮など利用者にとって利便性の高い鉄道網の整備に寄与し、周辺の再開発による経済効果も期待されています」としている。

《草町義和》

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