【ダイハツ コペン エクスプレイ 試乗】MTでもゆったり走りたくなる…島崎七生人

試乗記 国産車
ダイハツ コペン エクスプレイ
ダイハツ コペン エクスプレイ 全 14 枚 拡大写真

『コペン』初の着せ替えモデルのバリエーション「エクスプレイ」。よくよく見れば、ルーフまわり以外、外販パネルがまるごと「ローブ」とは異なり、専用デザインとなっている点が特徴だ。

注目したいのはドアパネルも別モノということ。“ローブ”のような斜めのキャラクターラインがなくスッキリとしており、ドアハンドルも幾分か水平にセットされている。なかなか手の込んだ作り分けだ。

艶ありの黒とボディ色が2トーンを織りなす全体は、ショーカー由来のクロスオーバー風。かなり個性が強く、街中で向こうから走ってくると「いったい何のクルマだ!?」と目を惹く。目を惹くといえば、運転席から見えるフードや、ミラー越しのリヤフェンダーまわりのゴツッ!とした眺めも、やはり独特。灯体は共通だが、フロント側の“ローブ”にはある縦のLEDイルミはないが、その点だけは少しホッとするのはレポーターだけ!?

3サイズ、車重はローブと同一で、5速MT車は850kgとCVT車より20kg軽量だ。このため、コクコクと決まるシフトを駆使しながらの走りは基本的にローブと変わらない。シュンシュンと回るエンジンもスペックは同じ・けれど、どこかゆったりと走ろう…という気持ちになるのは、やはりSUV風のスタイリングの影響か?

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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