【フォーミュラE 第4戦】激戦を制しアムリン・アグリのダ・コスタが初優勝

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フォーミュラE(資料画像)
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今シーズンからスタートした電動フォーミュラレースの最高峰、フォーミュラE。その第4戦がアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開催された。10日の決勝レースではアムリン・アグリのダ・コスタが優勝、2位にニコラス・プロスト(e.ダムス ルノー)、3位にネルソン・ピケJr(チャイナ レーシング)が入った。

第3戦から年をまたぎ、前戦に続き南米での開催となったフォーミュラE。2015年最初の戦いでポール・ポジションを獲得したのは、ポイントランキング2位につけるセバスチャン・ブエミ(e.ダムス ルノー)。第3戦優勝の勢いをそのままに素晴らしい走りを披露した。2位はハイメ・アルゲルスアリ(ヴァージン・レーシング)、3位はニック・ハイドフェルド(ヴェンチュリー)が入った。

迎えた35周の決勝レース。「ファン・ブースト」は、ブルーノ・セナ(マヒンドラ・レーシング)、ニック・ハイドフェルド、ジャン-エリック・ベルニュ(アンドレッティ・フォーミュラE)の3名が獲得。スタート前には、フランスで発生したテロ事件の犠牲者へ黙祷も行われた。

レースが始まりポールのブエミが好スタート、1コーナーで3位のハイドフェルドが前に出る。2周目にはハイドフェルドが早くもファン・ブーストを使うも抜くには至らない。

第3戦で圧倒的な強さを見せたサム・バード(ヴァージン・レーシング)だったが、7周目で2台にかわされ5番手まで順位を下げる。ここで強さを見せたのはルーカス・ディグラッシ(アウディ スポーツABT)。予選でのクラッシュを物ともせず、ファステストを更新しながら15周目には2位まで順位を上げてきた。

16周目にはカルン・チャンドック(マヒンドラ・レーシング)がクラッシュ。17周目にはセーフティカーが導入されたため、ここで各車続々とピットイン。フォーミュラEは電池が1レース持たないため、多くのドライバーここでがマシンをスイッチする。

22周目にセーフティカーがアウト。前5台の距離がかなり近い。24周目、1位ブエミがディグラッシのプレッシャーに負けてかシケインでミス。右フロントを痛めディグラッシがトップに出た。

ここまで絶好調の走りを見せてきたディグラッシ。トップに立ってからは後続を引き離すべくペースを上げる。しかし27周目、ディグラッシもシケインの餌食となってしまう。ランキングトップがまさかのノーポイントでレースを終えることとなった。

28周目には2位バードがドライブスルーペナルティを受け脱落。ファン・ブーストを残したままトップのハイドフェルドが独走態勢を築いた。バードの脱落により2位に上がったベルニュ以下5台が数珠繋ぎの混戦となる。

このままゴールまで行くかと思われた33周目、先頭を走るハイドフェルドがピットレーンでの速度超過でペナルティ。これによりダ・コスタ(アムリン・アグリ)が事実上のトップに立つも、混戦によりいつ順位が変わるかわからない。34周目には3位アルゲルスアリと5位ダニエル・アプト(アウディ スポーツABT)が接触。順位を落とす。

迎えたファイナルラップ。3位を走るニコラス・プロスト(e.ダムス ルノー)が2位のベルニュとサイドバイサイド。ヘアピンの飛び込みでベルニュがオーバーランしプロストが前に出る。

そしてチェッカー。終盤の混乱を抜け出しダ・コスタが初優勝。ここまで結果を残せなていなかったアムリン・アグリだが、嬉しい初優勝を飾った。2位にはプロスト、3位にはネルソン・ピケJr(チャイナ・レーシング)が入った。

第5戦は3月14日、アメリカ・フロリダ州のマイアミで開催される。

◆ドライバーランキングは以下の通り

1位:ルーカス・ディグラッシ(アウディ スポーツABT)…58ポイント
2位:サム・バード(ヴァージン・レーシング)…48ポイント
3位:セバスチャン・ブエミ(e.ダムス ルノー)…43ポイント
4位:ニコラス・プロスト(e.ダムス ルノー)…42ポイント
5位:ネルソン・ピケJr(チャイナ・レーシング)…37ポイント
6位:ダ・コスタ(アムリン・アグリ)…29ポイント
7位:ハイメ・アルゲルスアリ(ヴァージン・レーシング)…26ポイント
8位:ジェローム・ダンブロシオ(ドラゴン・レーシング)…22ポイント
9位:フランク・モンタニー(アンドレッティ・フォーミュラE)…18ポイント
10位:カルン・チャンドック(マヒンドラ)…18ポイント


《橋本 隆志》

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