【スズキ アドレス110 発表】グローバルモデルの原付二種…望月専務「インドネシア生産でコスト効率化」

モーターサイクル 新型車
スズキ アドレス110
スズキ アドレス110 全 12 枚 拡大写真

スズキは、新型原付二種スクーター『アドレス110』を3月19日より発売する。価格は20万5200円。同車はインドネシアで生産され、東南アジアをはじめ日本、欧州、大洋州に展開されるグローバルモデルである。

アドレス110は様々な道路事情を考慮した14インチタイヤの採用、そして日本では重要視される収納・積載性、そしてWMTCモード51.2km/リットルを達成した新型112ccエンジンの採用など、グローバルモデルとしての性能を備えた。また、原付二種ながら20万円台という価格設定も魅力のひとつである。

1月21日に行なわれた記者向け説明会で、取締役専務役員で二輪事業本部長の望月英二氏は「“グローバル化”というのがアドレス110の開発キーワード。インドネシアという最大のマーケットに生産拠点を構え、そこから世界に供給することでコストが効率化でき、アドレスの魅力である買いやすい価格を実現した」と話した。

そしてスズキ二輪の濱本英信代表取締役社長は「2008年の排ガス規制により、原付二種の需要は一時期落ち込んだものの、昨今は回復基調にある。特に小型二輪限定免許(125cc以下)の取得者が増加傾向だ。新型アドレス110の導入で50ccからのステップアップに加え乗り換え需要にも対応し、スズキのシェアを拡大したい」と述べた。

《阿部哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. アプリリア、“鈴鹿未体験”のオールイタリアンチームで3年ぶりの8耐表彰台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る