【スズキ アドレス110 発表】“通勤快速”スクーター、アドレスV125 との違いは

モーターサイクル 新型車
スズキ アドレス110
スズキ アドレス110 全 18 枚 拡大写真

スズキは、新型原付二種スクーター『アドレス110』を3月19日に発売する。価格は20万5200円。同社は、『アドレスV125』をラインアップしている。今回のアドレス110の追加により「アドレス」を冠した原付二種モデルが2機種展開となるが、それぞれのアドバンテージはどこにあるのか。

アドレスV125は“通勤快速スクーター”として定着している。原付一種(50cc以下)並みのボディサイズに加え、最高出力9.9psの124ccエンジンがクラス以上の機動性をもたらす。そして、上級グレードの「アドレスV125S」、グリップヒーターとシートヒーターを標準装備する「V125Sリミテッド」、アルミタンデムステップやリアスポイラーを装備し、スポーティイメージを高めた「V125SS」と、豊富なラインアップも魅力である。

一方アドレス110は、最高出力9.1psの新開発の112cc「SEP(スズキ・エコ・パフォーマンス)」エンジンを搭載。WTMCモード51.2km/リットルという燃費性能を獲得している。また、グローバルを視野に入れ、高い走破製を実現する14インチタイヤやメットインスペースをはじめとした収納性、トップケースの取り付けが考慮されたリアキャリアなど、使い勝手を考慮した点が大きな特徴だ。

1月21日に行なわれた記者説明会で、アドレス110チーフエンジニア(CE)の太刀川充氏は「アドレス110は、“走りと燃費性能”、“求めやすい価格と充実装備”、“フレーム剛性の適正化と軽量化”、“スタイルと収納”をバランスさせたモデル」と説明する。

続けて「これまでのアドレス同様に、日常の移動手段としての使い勝手を考慮し、様々なユーザーの役に立てる。グローバルモデルとして日本をはじめアセアン地域、欧州など世界のユーザーの生活に溶け込むモデルとなってほしい」(太刀川CE)とアドレス110への思いを語った。

《阿部哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る