インド乗用車市場でトップシェアを握るスズキの現地法人、マルチスズキは2015年1月27日、2014年度10-12月期の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は1226億3100万ルピー(約2350億円)。前年同期比は15.5%増と、2桁の伸びを示す。純利益は80億2200万ルピー(約155億円)。前年同期に対して、17.8%の増益を達成している。
マルチスズキの2014年度 10-12月期の新車販売台数は、32万3911台。前年同期比は12.4%増と好調だった。
32万3911台の内訳は、インド国内が29万5202台。輸出は2万8709台。輸出は、前年同期比43.8%増と、大幅な増加を示す。
マルチスズキは、「インド国内販売の伸びやコスト削減、為替相場などが、10-12月期の好決算をもたらした」とコメントしている。