GST導入、テレビや冷蔵庫が値下がり マレーシア関税局

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

現行の売上税およびサービス税(SST)の税率が合計で10%となっているが、4月に物品・サービス税(GST)が導入されることによりSSTが撤廃され、6%のGSTが導入されることから、テレビや冷蔵庫、エアコンなどの商品が値下がりする。

関税局のGST担当者によると、値下がりするのはこれまでSSTの課税対象品目だった商品で、テレビ等の一部家電製品の他、バスタオル、歯ブラシ、おむつ、輸入果物などが対象となる。一方で値上がりするのは、これまで免税とされていた携帯電話やラップトップ、「i-Pad」、水、雑誌、一部化粧品、腕時計、アイスクリームなど。

政府は、900品目超を課税対象外に指定している。食料品や教育、公共交通機関など生活に密着したものが対象外となった。ゼロ税率項目は、農産物や食品、基本電気料金、基本水道料金などゼロ税率を適用するもので、▽米▽小麦粉▽パン▽ビスケット▽麺▽砂糖▽塩▽調理油▽茶▽コーヒー▽果物▽野菜▽魚▽甲殻類▽牛肉▽豚肉▽羊肉▽鶏肉▽絵本や参考書、テキストなどの書籍▽新聞--などが相当する。基本料金内の水道と電気料金(300キロワット/時以下)、生命保険や、教育サービス、高速道路料金なども含まれる。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  6. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  7. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  8. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  9. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  10. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る