欧州補給機5号機がISSから分離、大気圏に再突入…最後のミッションを終了

宇宙 企業動向
ISSから見たATV5号機再突入の様子
ISSから見たATV5号機再突入の様子 全 1 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、欧州補給機(ATV)5号機「ジョルジュ・ルメートル」が日本時間2015年2月14日午後10時42分に国際宇宙ステーション(ISS)から分離したと発表した。

ISSから分離したATV5号機はその後、2月16日午前3時12分頃に大気圏へ再突入し、ATV最後のミッションを終えた。

ATV5フライトは、欧州宇宙機関(ESA)のATV5号機「ジョルジュ・ルメートル」を打ち上げて、ISSのズヴェズダ後方に無人でドッキングさせ、ISSに、飲料水、推進薬、酸素、空気、窒素などの補給物資を運搬するミッションだった。

JAXA関連の搭載品としては、簡易曝露実験装置(ExHAM)が搭載されてISSに運ばれた。

また、ミッションを終えたATV5号機で再突入時の破壊高度などのデータを取得する予定。宇宙機の再突入は、宇宙ゴミ軽減のために重要な技術で、破壊高度と落下域の推定精度の向上は重要な課題となっている。

ATV5号機は、浅い角度で大気圏に再突入させることが計画されていたが、ATV5号機の電力系統の一部が故障したことにより、この計画は中止し、これまでのミッションと同様の再突入経路を取った。

《レスポンス編集部》

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