【ジュネーブモーターショー15】アストンマーティン ヴァルカン 公開…サーキット専用スーパーカー

自動車 ニューモデル モーターショー
アストンマーティン ヴァルカン(ジュネーブモーターショー15)
アストンマーティン ヴァルカン(ジュネーブモーターショー15) 全 12 枚 拡大写真

英国スポーツカーブランドのアストンマーティンは、3日に開幕したジュネーブモーターショー15でサーキット専用スーパーカー『ヴァルカン』を世界初公開した。800馬力を超える7リットルV12エンジンにオールカーボンボディと、レースで培われた技術を惜しみなく注ぎ込んだ特別な一台だ。

【画像全12枚】

シルエットやテールランプ形状にこそ、アストンマーティン・ラインアップの面影が見て取れるが、低くシャープなフロントマスク、鋭角と直線で構成されたサイドビューなどは明らかにこれまでのモデルとは一線を画すもの。「次世代アストンマーティン・スポーツカーのデザインボキャブラリー」が詰め込まれている。

世界のGTレースを戦うアストンマーティン・レーシングとの共同開発により誕生したヴァルカン。そのパワーウェイトレシオは、FIA世界耐久選手権(WEC)仕様のGTEマシンを凌駕するレベルに達しているという。カーボンファイバーボディ、インテグラル・リミテッド・スリップ・ディファレンシャル、マグネシウム・トルクチューブ、カーボンファイバー・プロペラシャフト、ブレンボ・レーシングキャリパー、カーボンセラミック・レーシング・ディスクなど、レーシング技術をそのまま流用していると言っても過言ではない。

またヴァルカンのオーナーには、納車前に専用のサーキット走行トレーニングプログラムが提供される。ルマンを勝ち抜いたアストンマーティン・レーシングのダレン・ターナー選手などのプロフェッショナルから、実践的なドライビングテクニックを学ぶことが出来る。

ヴァルカンの詳細スペックは現時点で未公表。本年中に予定されている正式なサーキットデビュー直前に公開されるという。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. 加藤製作所、新世代ラフテレーンクレーン「SL-250RV」発売…油圧伸縮起伏ジブ採用
  4. 【プジョー 208 新型試乗】新ハイブリッド搭載で、俊敏なハンドリングがより際立つ…島崎七生人
  5. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る