キャデラック ATS、米国でリコール…電動サンルーフのスイッチに不具合

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キャデラック ATSセダンの2015年モデル
キャデラック ATSセダンの2015年モデル 全 3 枚 拡大写真

GMの高級車ブランド、キャデラックの小型スポーツセダン、『ATS』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。

これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。NHTSAは、「GMから、キャデラックATSに関するリコールの届け出を受けた」と公表している。

今回のリコールは、電動サンルーフの不具合が原因。NHTSAによると、キャデラックATSの電動サンルーフの「スライド」と「チルト」とスイッチが、天井パネル内に適切に配置されていないために、うっかり乗員がスイッチに触れる可能性があるという。この場合、電動サンルーフが勝手に作動し、乗員が負傷する恐れがある。

これは、米国の安全基準に抵触。リコールの対象になるのは、ATSの2013-2015年モデル。米国で販売された5万8698台が、リコールに該当する。

GMは、対象車を所有する顧客に連絡。キャデラックの販売店で、ルーフコンソールのスイッチトリムプレートを交換するリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

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