【ATTT15】“プレステの父”久夛良木氏「情報系と制御系は峻別されてしかるべき」

自動車 ビジネス 企業動向
サイバーアイ・エンタテインメント 久夛良木健 社長
サイバーアイ・エンタテインメント 久夛良木健 社長 全 3 枚 拡大写真

サイバーアイ・エンタテインメント久夛良木健社長は3月11日、第6回国際自動車通信技術展(ATTT)の基調講演に登壇し、「日本の自動車メーカーはどういうふうにこれからしていくのかを、ちゃんともう一度ゼロリセットに近い形で考えた方が良い」と提言した。

【画像全3枚】

久夛良木社長はまず「かつてクルマは一朝一夕には造れない、摺り合わせ技術やノウハウの塊で、異業種の参入は無理だと言われていたが、テスラがもう2つめ、3つめのクルマを出して、今までの議論が一歩進んだ」との考えを示した。

さらに「これまでのクルマは基本的にひとつの塊として捉えて、どーんと造っていた。パソコンと一緒で、基本シャーシをどうするか、どういうボディを造るか、あと駆動系をどうするか、さらに情報系と制御系といったように分けてモノを考えれば非常にわかりやすいということに、ようやくみんなが実例とともに学んだ」と述べる。

一方で「ただ情報系と制御系がどうも一緒くたに今話をされているような気がする。情報系と制御系は、基本的にはまったく別のものとして進化するものだと思っている。というのは制御系は絶対ミスがあってはいけないし、システムが止まってもいけない、外部からハッキングされてもいけない。一方で情報系は逆にどんどん外部とつながらなければいけない。それをどういうふうに最終的にユーザーとのインターフェイスの中に織り込むのかという話をしなければいけないのに、日本の自動車メーカーは垂直統合しようとしている。これは無理な感じがする」と指摘。

その上で「例えばAppleやGoogleがいろんな側面から提案をしている中で、日本の自動車メーカーはどういうふうにこれからしていくのかを、ちゃんともう一度ゼロリセットに近い形で考えた方が良いと私は思う。オープンイノベーションというとすぐに外部からハックされたらどうするのかという話がでてくるので、何か一緒くたになっている」と強調した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ロッキー』が3列7人乗りSUVに!?「ロッキースペース」登場の可能性は
  2. メインユニットとなる「モニターレス機」は誰向き?[カー用音響機材・チョイスの極意…メインユニット編]
  3. フォルクスワーゲン12車種、パワーステアリングのアシストが無効化のおそれ…5月掲載のリコール記事まとめ
  4. 日産『スカイライン』次期型、V6ツインターボ搭載で420馬力なるか⁉…今週の土曜ニュースランキング
  5. ついに投入! 最大420馬力の日産『スカイライン』次期型…5月のスクープ記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 「電気バス」でつながる聖地・高野山、導入の裏にあった合理的な理由
  3. ステランティスと中国リープモーター、戦略的提携を拡大…スペイン工場でEV生産へ
  4. NISMO、豪州に初の海外パフォーマンスセンター設立へ…『スカイラインGT-R』のレストア事業も強化
  5. 「ヤンチャEV」「欲しいぃぃ」ホンダの小型EV『スーパーワン』発売にSNS興奮!約340万円の価格に「安すぎる」の声も
ランキングをもっと見る