スマホで子どもの居場所をチェック「イマドコサーチ」を使ってみた

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キッズケータイを使用する小5・男子
キッズケータイを使用する小5・男子 全 9 枚 拡大写真

 子どもが狙われる、痛ましい事件が多発している。子どもを犯罪から守るためにはどういった対策を講じることができるのか、キッズケータイや居場所検索サービスを実際に使用し、使用した感想や課題を含めレビューする。

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 「警察庁犯罪統計資料(平成26年1~12月分)」によると、昨年1年間(平成26年1月~12月)における「略取・誘拐」の認知件数は198件と、ここ5年間で一番多い数字となった。また、子どもが犯罪に巻き込まれる時間帯は、保護者や教師の目が行き届かない下校の時間帯(午後2~6時)に多発していることがわかった。痛ましい事件に子どもが巻き込まれることを未然に防ぐには、どのような対策が考えられるのだろうか。

 その代表的なものに、NTTドコモの「キッズケータイ」、およびGPSを使った居場所検索サービス「イマドコサーチ」があげられる。そこで、イマドコサーチを実際に使った保護者と子ども(小5男子)の使用感や感想、さらに課題なども含めて紹介する。

GPSによる居場所検索サービス、「イマドコサーチ」

 保護者のスマートフォンと子どものキッズケータイ(いずれもイマドコサーチ対応機種。以下、本記事ではイマドコサーチ対応機種を指す)をセットで使うことで、子どもの居場所を自動検索し、保護者のスマホに居場所をメールで知らせるサービス、イマドコサーチ。どんな時に居場所を知らせるかというと、キッズケータイの防犯ブザーが鳴った時、電源が切られた時、電源が切れそうになった時に保護者に通知が届く。

 たとえば、子どもが電話に出ない時や、メールの返信がない時。また、防犯ブザーが鳴った時や、電源が切られた時に自動で居場所を知らせてくれる。さらに、探したい相手を5人まで登録できるので、たとえば、兄弟・姉妹がいてもイマドコサーチ対応の機種を持てば、ほぼ家族全員の居場所がわかる。検索を行う側の対応機種は、iPhone、iPad、spモード対応の全機種、iモード対応の全機種、パソコンなどがある。

 また、イマドコサーチでGPSによる検索を受けることができる対応機種は、NTTドコモキッズケータイ、らくらくホン、iモード対応の全機種、そのほかiPhone、対応Android機種(ドコモ位置情報アプリ搭載全機種)など。このため、検索する側は、子どもだけではなく、同居する祖父母など家族全員の居場所も探すことができる。

利用したキッズケータイ、3つの特徴

(1)通話とメールの機能

 キッズケータイの通話方法は、簡単。ワンタッチで、あらかじめ登録した連絡先10件まで電話ができる。さらにメールは、定型文を選ぶだけで送ることができ、自由入力でもメッセージが作成できる。小学生低学年の子どもであれば、主に定型文を使用し、高学年なら自由入力の頻度も増えてくるかもしれない。

 実際に使ってみたところ、通話機能について子どもはすぐに理解し、使いこなしていた。ただ、メールについては多少手間取るため、「時間がかかるから面倒」との理由から、結局、子どもは連絡手段として手軽にかけられる電話機能に頼っていた。

(2)防犯ブザー

 キッズケータイ天面のストラップをひっぱると、防犯ブザーが鳴り、さらにイマドコサーチにより、保護者のスマホに「防犯ブザーが鳴った」ことを知らせる。また、サイドボタンを長押しすることでも、防犯ブザーを鳴らすことができ、その場合も保護者のスマホに通知が届く。

(3)衝撃に強く防水・防塵

 子どもにケータイを持たせる際、心配事としてあげられるのが「壊れないか」「濡らさないか」ではないだろうか。特に、男の子は乱暴に物を扱うことも多く、保護者にとっておおいに気になるところ。その点、キッズケータイHW-01Gは防水・防塵、衝撃に強い仕様になっているので、安心度が高まる。

課題と要望

 子どもというのは、友達どうしで遊ぶうち、保護者に伝えた場所から移動してしまうこともあり、低学年に限らず、高学年にとっても心配は尽きないもの。また、大きな公園や遊園地、アミューズメントパークやショッピングセンターなどの中で迷子になった場合にも、イマドコサーチの検索機能は頼もしい。もちろん、キッズケータイの紛失時に、保護者のスマホからだけでなく、パソコンから位置情報が確認できるのも嬉しい機能だろう。

 子どもにキッズケータイを持たせ、保護者のスマホとセットで試用してみたという親子の感想は以上のようなもの。「イマドコサーチを使って、親のスマホから子どもの居場所を検索するのは簡単だった。一方で、想像していたよりも検索に時間がかかったように感じた」と保護者。

 検索時間の目安は、20~70秒程度。これを長いとみるか、短いとみるのかは人によって分かれるところだろうが、子どもが見当たらなくなって気が動転しているときは、70秒でも長いと感じられるかもしれない。

 一方、イマドコサーチで検索された子どもに聞いてみたところ、探されている側にとっては、20秒であろうと70秒であろうと、ピンと来ないようであった。たしかに、遊びに熱中している子どもの多くは、視野が狭くなっていることもあり、イマドコサーチで検索する保護者の気持ちまではなかなかわからないかもしれない。

 ただ、その視野の狭さが、自分に危険が近づいているのに気づかない、ということにもつながっているともいえる。だからこそ、イマドコサーチが支持されているのだろうし、ここ最近の児童の誘拐事件などを考えると、持っているほうが安心と考える保護者は多いにちがいない。

 入学や進学シーズンに、防犯ブザーや2台目の子ども用ケータイを検討しているのであれば、イマドコサーチが使えるキッズケータイを候補に入れてもいいのではないだろうか。サービス利用料や契約詳細はWebサイトから閲覧できる。

 また、最近は子ども用にもウェラブル端末の波が押し寄せはじめている。たとえば、NTTドコモからまもなく発売になる、子ども向け通信機能搭載の腕時計型デバイス「ドコッチ01」。腕時計型なので、遊ぶときも子どもが身に着けられるうえ、迷子抑止機能が搭載されているのも安心だろう。

保護者スマホで子どもの居場所を検索できる「イマドコサーチ」を使ってみた

《船田るみ子》

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