【フォード マスタング 試乗】リアサスはシーン問わず上々な仕上がり…金子浩久

試乗記 輸入車
フォード マスタング 50イヤーズエディション
フォード マスタング 50イヤーズエディション 全 12 枚 拡大写真

今度の『マスタング』はスタイリングを一新して、先代モデルよりもモダナイズされた。全体的にシェイプアップされ、マッチョさを誇張しないところが21世紀的だと思う。

【画像全12枚】

いくつもの新機軸が備わり、ヨーロッパや中国にも初めて輸出されると同時に、イギリスとオーストラリア、日本をはじめとする国々向けには初の右ハンドルが造られ輸出されることも決まった。メカニズム面でも、初のリアサスペンションの独立化、初のガソリン直噴エンジン、初の選択式ドライブモードの設定など“初モノ”尽くし。

2014~15の日本仕様は新登場の2.3リットルターボ「エコブースト」エンジンを搭載。十分なパワーを発生し、燃費に優れている。アメリカ仕様のV8よりも優れているのは、エンジン単体の重量の少なさによるコーナリングの軽快感だ。

注目のリアサスペンションだが、高速道路での巡航も山道でのコーナリングでも上々の仕上がりだった。先代までの非独立式の場合、コーナーの連続する山道、それもアップダウンの大きなところに来ると、サスペンションは早い段階でクルマの挙動と路面に追従し切れなくなることがあった。しかし、独立式となったことでそれも完全に過去のものとなった。

それでいながら、鷹揚な乗り心地と軽いステアリングなどはアメリカ車ならでは。国際化しつつ、アメリカ車としての魅力も濃厚に残っている。

■5つ星評価
パッケージング :★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

金子浩久|モータリングライター
1961年、東京生まれ。主な著書に、『10年10万キロストーリー 1~4』 『セナと日本人』『地球自動車旅行』『ニッポン・ミニ・ストーリー』『レクサスのジレンマ』『力説自動車』(共著)など。

《金子浩久》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-60』大規模刷新へ、内外装からエンジンまで…ラージ商品群4車種をテコ入れ
  2. ホンダ『NSX』が現代のスーパーカーに転生…JAS×ピニンファリーナ『テンセイ』がイタリアでワールドプレミア
  3. 三菱『パジェロ』3階層のシリーズ展開へ…軽も登場、壮大なシリーズ化が始まる
  4. 日産『セレナ』次期型は2028年登場か!? 第3世代e-POWER搭載へ
  5. 【スズキ ジムニーノマド 新型試乗】ノマドに乗るならやっぱり「ATがオススメ」な理由…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  3. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  4. NITTANのエンジンバルブ技術、インドで実証へ…経産省グローバルサウス事業に採択
  5. CASE革命と電動化、次世代の自動車部品
ランキングをもっと見る