米国の自動車大手、フォードモーターの高級車ブランド、リンカーンは3月30日、『コンチネンタル・コンセプト』の概要を明らかにした。実車は4月1日、米国で開幕するニューヨークモーターショー15で初公開される。
コンチネンタル・コンセプトは、リンカーンが近い将来に市販するフルサイズセダンを提案した1台。リンカーン伝統の『コンチネンタル』の名前を冠したコンセプトカーとして登場する。
開発で重視されたのは、エレガントかつ力強いデザイン。外観は、「E-ラッチ」と呼ばれるドアハンドルやレーザーアシスト付きのLEDマトリックスヘッドランプ、「SPDスマートグラス」サンルーフなどが特徴。
室内は、リンカーンらしいラグジュアリー性を追求。30方向に調整できるパワーシートは、リンカーンの特許。プレミアムな「Revel」オーディオも装備された。
パワートレインは、リンカーン専用に新開発された3.0リットルV型6気筒ターボ「エコブースト」。リンカーン・ドライブ・コントロールと呼ばれる可変式サスペンションや、アダプティブステアリングも搭載されている。