AGC旭硝子の「ミラノサローネ」への挑戦…“ガラスの可能性”を問う

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AGC旭硝子がミラノサローネ2015に出展する「GLACIER FORMATION(グレイシア・フォーメイション)」。
AGC旭硝子がミラノサローネ2015に出展する「GLACIER FORMATION(グレイシア・フォーメイション)」。 全 1 枚 拡大写真

毎年4月、イタリアのミラノで開催される世界最大規模のデザインの祭典「ミラノサローネ」が今年も開催される。昨年は、シチズン時計株式会社が初出展を果たし、現地コンペティションで2冠に輝くという快挙を成し遂げたことでも話題になったが、今年も新たな日本企業がこの大舞台にチャレンジする。

その企業とは、建築、自動車、ディスプレイ用ガラスを中心に製造、販売を行うAGC旭硝子だ。「ミラノサローネ」へは初参加となる。

出展のテーマは「GLACIER FORMATION(グレイシア・フォーメイション)」。透明なガラスへの映像投影を可能にしたガラススクリーンの新製品「Glascene(グラシーン)」をメインに用いて、従来のデジタルサイネージの概念とは異なる、ガラスによる「情報と空間の新しい関係」を提案する。

約200平方メートルの会場に、高さ約3mの「Glascene(グラシーン)」を緻密かつダイナミックに配置することで、ガラスの質感、そしてガラスならではの透過と反射という特性を織り交ぜた新たな映像空間を演出する。クリエーションには、3組の日本人クリエイターを起用。空間デザインは、昨年デザインオフィスを共同設立した、建築家の川島範久氏と佐藤桂火氏(アーテンバーク)、演出、テクニカルディレクションには、様々な舞台や企画展で映像・照明・音響演出を手がける遠藤豊氏(ルフトツーク)、映像デザインは、アートディレクターとして活動する勅使河原一雅氏(クビビ)が担当する。

AGC旭硝子では、ミラノサローネを皮切りに、情報のインターフェイスとしてガラスを用いるメディアガラスの分野において、「Glascene(グラシーン)」と、同じく新製品で、5月にイタリアで開幕するミラノ国際博覧会では、日本館展示セクションのシーン5で「メディアテーブル」として採用された「infoverre(インフォべール)」をさまざまな形で提案していく。

情報のインターフェイスとしてのガラスの可能性を見せてくれるAGC旭硝子 ミラノサローネ2015「GLACIER FORMATION」。技術とデザインによるクリエーションが、私たちの身近な未来を変えていく。そんなデザインの胎動を感じることができる。

ガラスの可能性を表現したAGC旭硝子のクリエイション、ミラノサローネに初出展

《text:Miwa Ogata》

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