日立化成と豊田通商、マレーシアの自動車用バッテリー販売事業を強化

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日立化成(webサイト)
日立化成(webサイト) 全 1 枚 拡大写真

日立化成の子会社Hitachi Chemical Asia-Pacific(HCAP社)と豊田通商の子会社Borneo Technical(BTM社)は4月13日、日立化成グループが生産する自動車用バッテリーに関し、マレーシアのアフターマーケット向けの独占販売契約を締結した。

マレーシアは、自動車登録台数が1000万台を超え、自動車用アフターマーケットの拡大が期待されている。今回、HCAP社とBTM社は、日立化成グループの高品質で価格競争力の高い自動車用バッテリーとBTM社のマレーシアでの販売ネットワークを活かし、2015年5月より同国アフターマーケットでの自動車用バッテリーの販売を開始する。

日立化成は、2011年にタイにおいて自動車用バッテリー工場を建設するなど、アセアン地域を蓄電デバイスおよび自動車部品事業の重点市場の一つと位置付け、積極的な市場展開を進めている。また豊田通商は、アセアン地域で培った自動車生産支援事業領域だけでなく、今後拡大が見込まれるアフター部品市場も含めた自動車部品サプライチェーンの構築を進めている。

両社は、今回の独占販売契約締結により、自動車用バッテリー販売事業を強化。現地のニーズに見合った製品をいち早く供給し、事業の拡大を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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