【上海モーターショー15】マツダ、中国市場を牽引する2モデルを歌とともに発表

自動車 ニューモデル モーターショー
マツダの専務執行役員/中国董事長・稲本信秀氏(上海モーターショー15)
マツダの専務執行役員/中国董事長・稲本信秀氏(上海モーターショー15) 全 11 枚 拡大写真

2015年4月20日に開幕した上海モーターショー。マツダのプレスカンファレンスは、三味線によるパフォーマンスと共にスタート。そして、2つのモデルが紹介された。

ひとつは、マイナーチェンジを行った『CX-5』、そしてもう1台が装備類を充実化された『マツダ6(日本名:アテンザ)』の2015年モデルであった。

「午年である昨年は、マツダの中国ビジネスにとって実り多い年となりました。マツダの新世代技術である“SKYACTIV”を全面採用したマツダ6および『マツダ3(日本名:アクセラ)』の2車種を発売。一昨年に導入したCX-5とともに、新しいマツダ・ブランドをより多くのお客様に知っていただく年となりました」とマツダの専務執行役員/中国董事長である稲本信秀氏は説明する。

こうした新しいモデルの導入もあり、昨年のマツダの中国での販売は、前年比13%増の21万台に。これは反日騒動で販売が低迷した2012年以来、3年ぶりの20万台超えの年となったのだ。また、2015年の1~3月期の販売実績も過去最高。この勢いにのって、中国全販売におけるSKYACTIV搭載車の割合を70%までに引き上げたいと考えているという。

その牽引車となるのが、この日、紹介された2モデルだ。CX-5はマイナーチェンジにより、新デザインのフロントグリルやアルミホイールを採用。精悍な外観とすると共に、室内の質感も大幅に向上させた。新世代カーコネクティビティシステム「マツダコネクト」やドライバーをサポートする先進安全装備を新たに採用。乗り心地や静粛性も改善。マツダ6の2015年モデルは、「スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)」や「リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)」などの先進安全装備を追加。19インチ高輝度アルミホイールやLED室内照明なども採用されている。

そうしたクルマの紹介後に登場したのが、中国におけるマツダのブランドキャンペーンである「BRAKER+ 超己心力量(ユエンジー・シンリー・リャン)」のテーマソングを歌うジャン・ウェイ氏だ。音楽オーディション番組である『中国好声歌』への参加で注目を高めた若手の歌手である。そして、カンファレンスではマツダのキャンペーンソング『生而不同』が披露された。

《鈴木ケンイチ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る