トヨタ紡織、ANA国内線のシートを開発…自動車向け技術を活用

航空 企業動向
トヨタ紡織が航空機用シートを初めて開発
トヨタ紡織が航空機用シートを初めて開発 全 3 枚 拡大写真

全日本空輸(ANA)は、トヨタ紡織と国内線普通席のシートを共同開発したと発表した。トヨタ自動車系のシートメーカーであるトヨタ紡織が航空機シートを開発・製造するのは初めて。

【画像全3枚】

シートの共同開発に向けて、ANAはエアラインとしてのノウハウとニーズを提供し、トヨタ紡織が自動車用シート開発を通して培ってきたデータと高品質のモノづくりを提供、人間工学に基づく座り心地の知見を活かし、小柄な人から大柄な人までリラックスできるシートの開発を目指した。

新シートの座席幅は17.5インチで、座席間隔が31インチ、配列が2-3-2となる。身体の根幹である腰(骨盤)をしっかり支持し、腰周りの筋肉の疲労を抑え、リラックスできる姿勢を保持するシート構造を採用した。

使いやすいテーブルの高さや、自然に肘が支えられるアームレストの高さなど、小柄な人から大柄の人まで、心地よいと感じる位置やカタチを様々な角度から検証して設定した。丸みを帯びたシートのカタチで、座る人の視界を広げ、「開放感」を創出する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. トヨタ『ハイラックス』新型に“GRスポーツ”が来るぞ! オフロード性能を強化へ
  3. ポルシェ『カイエン』新型、史上最強1156馬力のフル電動SUVに…1335万円から
  4. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  5. トヨタ『クラウンシグニア』、2026年モデルを米国発表…ツートン塗装が選択可能に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る