大阪・新歌舞伎座5周年の舞台は、観月ありさ主演の現代劇

エンターテインメント 芸能
観月ありさ
観月ありさ 全 2 枚 拡大写真

9月27日(日)から10月14日(水)まで、大阪・新歌舞伎座にて、新歌舞伎座新会場五周年を記念した舞台「GS近松商店」の上映が決定し、主演を観月ありさが務めることがわかった。

2010年に大阪・上本町へ移転した新歌舞伎座の、新会場5周年を記念して上映される舞台「GS近松商店」。本作は、人形浄瑠璃や歌舞伎の作者として、元禄の時代に活躍した近松門左衛門の名作「女殺油地獄」「曽根崎心中」をモチーフに、舞台を現代に置き換えた物語として上演される。作・演出は、2008年上演の「焼肉ドラゴン」で国内の演劇賞を総なめにし、近年ますます円熟味を増す劇作家・鄭 義信(チョンウィシン)が務める。

本作の主演女優として抜擢されたのは、今年に入ってデビュー以降24年間連ドラ主演連続記録という前人未到の快挙を達成し、映画、CM、モデル、歌手と、幅広く活躍し続ける女優、観月ありさ。共演にも、モデルとしても活躍する渡部豪太や、元“ほっしゃん。”こと星田英利、ベテラン俳優の升毅、石田えりなど、個性的なキャストが配役されている。

県道脇にある寂れたガソリンスタンドを舞台に、経営を切り盛りする人妻とその家族を描く本作。ある事件をきっかけに人妻の元に通うようになった若者と、関西地方のとある田舎町に巻き起こる愛憎劇。閉塞感漂う平凡な日常の中の「孤独」や「不安」を、臨場感たっぷりに描き出し、「生きるということ」を改めて世に問う衝撃の内容となっている。

本作は、稀代の劇作家・秋元松代氏の「人間における愛の事象と、金銭の呪縛は、元禄期の町人もわれわれも、空恐ろしいほど変わっていない」という言葉をエピグラフとして掲げており、近松門左衛門の世界を現代に蘇らせ、観るものの感性を揺さぶるような濃密な舞台になることが期待される。ラブストーリーやコメディへの出演が多い観月ありさが、どのように役を演じるのかに注目したいところ。

「GS近松商店」は、大阪・新歌舞伎座にて9月27日(日)~10月14日(水)に上上演。

観月ありさ主演!「生きるということ」を問う衝撃作、大阪・新歌舞伎座にて上演

《text:cinemacafe.net》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
  4. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  5. 約67万円から買える小型トラック、印タタが「エースプロ」発表…EVも用意
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る