クラリオンからアスペクト比20:9の超ワイド液晶ナビ登場…接続性と音作りにこだわる

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クラリオン取締役社長兼COOの川本英利氏とフラグシップモデルの200mmワイド7.7インチスーパーワイドナビ「MAX775W」
クラリオン取締役社長兼COOの川本英利氏とフラグシップモデルの200mmワイド7.7インチスーパーワイドナビ「MAX775W」 全 20 枚 拡大写真

クラリオンは、200mmワイド7.7インチスーパーワイドナビ「MAX775W」「MAX675W」、簡単操作でプレミアム機能を楽しめる「NX715」、基本機能の充実した「NX615」「NX615W」など、計5機種のカーナビゲーションを6月上旬から順次発売する。

新製品はいずれも、4月23日からスタートした新道路交通情報サービス「VICSワイド」に業界で初めて対応。より精度の高い渋滞回避、ルート案内が可能となり、緊急情報(特別警報)や気象・災害情報も表示されるようになる。

「MAX775W」「MAX675W」は200mmワイドコンソールに対応、ワイド7.7インチ高精細UWVGAディスプレイ(1024×480ピクセル)を搭載し、地図を広範囲にクリアに表示するほか、シネマサイズの動画再生ではフル画面表示により、上下に気になる黒帯が発生しない。スピーディーな3D地図スクロール、クラリオン独自のクラウド型音声認識サービス「インテリジェントボイス」などにより快適、安心、便利なドライブをサポートする。

また、全機種が対応するインテリジェントボイスの機能アップとして、「電話発信」「SMS送受信」「楽曲検索・再生」のスマートフォン機能の音声操作に加え、新着メールをナビが知らせる「お知らせ通知機能」を追加。さらにGoogleアカウントへログインすることでメールの作成、送信を音声操作で行える。なお、「MAX775W」「NX715」はキャンペーンとして最大3年間、「MAX675W」「NX615」「NX615W」は最大3か月間無料でインテリジェントボイスを利用できる。

地図は5機種とも年6回(差分更新5回、全更新1回)のデータ更新に対応、「MAX775W」「NX715」は利用開始日から3年間、「MAX675W」「NX615」「NX615W」は1年間無料で自宅のPCからインターネット経由で地図データが更新できる。価格はいずれもオープン。

新製品発表会の会見にて取締役社長兼COOの川本英利氏は、「当社では豊かな交通社会安全な社会をサポートできるよう、2013年より『SmartAccess(スマートアクセス)』を提供してきた。当社では、バックカメラの映像を上空から見たような絵で見せたり、縦列駐車などをサポートする機能なども自動車メーカーとタイアップして開発している。さまざまな情報をドライバーに提供する機能も充実させて、安全かつ楽しいクルマ社会にむけた製品作りを進めていきたい」とコメント。

今回の製品においてもSmartAccessの路線は堅持されており、アプリの使い勝手向上が図られているという。上位機種のMAX775WはWi-Fi対応を果たし、サウンドチューニングアプリ「Intelligent Tune App」によりスマートフォンから手軽に音場補正が可能になった。

常務取締役の大町秀雄氏は、「厳しい国内の市場環境下でどうやって生き残って行くかが問われているなかで、クラリオンならではの商品を出すことを貫いていきたい。当社はこれまで音にこだわり続けてきたが、今回のサウンドチューニングアプリはこれまでの音作りの集大成といえる」と述べ、新製品の独自性と商品力に自信を示した。

《纐纈敏也@DAYS》

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