フォードとダウケミカル、カーボン素材の共同開発で合意

自動車 ビジネス 企業動向
フォード フュージョン の軽量コンセプトカー
フォード フュージョン の軽量コンセプトカー 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは4月17日、DowAksa社との間で、カーボンファイバー素材を共同開発することで合意した、と発表した。

カーボンファイバーは、軽量かつ高剛性な素材として注目されており、自動車の燃費性能を高める効果が期待される。しかし、価格が高いのがネック。そこで主要な自動車メーカーは、低コストで生産できるカーボンファイバーの開発を模索している。

今回、フォードモーターは米国のDowAksa社とカーボンファイバー素材を共同開発することで合意。DowAksa社は、米国の化学大手、ダウケミカル社の合弁子会社で、2012年に設立されたカーボンファイバーの専業メーカー。

今後、フォードモーターはDowAksa社と協力し、低コストで量産可能なカーボンファイバー素材の共同開発を進めていく。

フォードモーターのマイク・ホワイテンス氏は、「両社がカーボンファイバー部品を広く市場に浸透させることになるだろう」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る