【上海モーターショー15】フェラーリ 488 GTB 、アジア初公開…スポーツカーの新基準を標榜

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フェラーリ 488 GTB(上海モーターショー15)
フェラーリ 488 GTB(上海モーターショー15) 全 9 枚 拡大写真

イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリは4月20日、中国で開幕した上海モーターショー15において、『488 GTB』をアジア初公開した。

488 GTBは3月、ジュネーブモーターショー15でワールドプレミア。フェラーリの主力車種、『458イタリア』の進化モデルで、内外装などの大幅改良を機に、車名を458イタリアから、488 GTBに一新した。この車名には、フェラーリ初のミッドシップV8モデルとして、40年前に誕生した『308 GTB』へのオマージュの意味を込める。

488 GTBには、新エンジンを採用。ミッドシップに搭載されるのは、新開発の3902cc V型8気筒ガソリンターボエンジン。排気量は従来の4.5リットルV8自然吸気ユニットと比較して、およそ600ccダウンサイジング。

それでいて、最大出力670ps/8000rpm、最大トルク77.5kgm/3000rpmを獲得。従来の4.5 リットル(最大出力570ps、最大トルク55kgm)比で、排気量を縮小しながら、パワーは100ps、トルクは22.5kgmも上回る。トランスミッションは7速。乾燥重量は1370kg。488 GTBは、0‐100km/h加速3秒、最高速330km/h以上の優れたパフォーマンスを実現した。

上海モーターショー15のプレスカンファレンスには、フェラーリのアメデオ・フェリーサCEOをはじめ、エンリコ・ガリエラ上級副社長、フェラーリ・チャイナのマッテオ・トーレ社長兼CEOが揃い踏み。フェラーリは、「488 GTBはスポーツカーの新たなベンチマーク。上海のスポットライトの下で、この素晴らしいモデルを発表する」とアピールしている。

《森脇稔》

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