ボルボ XC90 新型、ツインチャージャーPHVの燃費確定…47.6km/リットル

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新型ボルボ XC90 のPHV、T8グレード
新型ボルボ XC90 のPHV、T8グレード 全 10 枚 拡大写真

スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは4月30日、新型『XC90』のプラグインハイブリッド車(PHV)、「T8」グレードについて、環境性能の最終データを公表した。「世界で最もクリーンなSUV」としている。

新型XC90は2014年10月、パリモーターショー14で初公開。新型のラインナップの頂点に立つのが、プラグインハイブリッド車(PHV)のT8グレード。新型XC90のパワートレインは、全てボルボカーズの新世代エンジン、「Drive-E」。

最上級グレードのT8に搭載されるのが、PHVパワートレイン。このパワートレインは、「ツインエンジン」を名乗る。2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、ターボとスーパーチャージャーでダブル過給。このエンジンが前輪を駆動し、最大出力87hpのモーターが後輪を駆動する4WDとなる。

PHVシステムはトータルで、最大出力407hp、最大トルク65.3kgmを引き出す。EVモードでは、最大43kmのゼロエミッション走行が可能。0‐100km/h加速は5.6秒の実力も備える。

4月30日、ボルボカーズは新型XC90のT8グレードの環境性能の最終データを公表。欧州複合モードは、当初発表の40km/リットルから47.6km/リットルへ、CO2排出量は当初発表の59g/kmから49g/kmへと、それぞれ向上を果たした。

ボルボカーズは、「新型XC90のT8は、世界で最もパワフルかつクリーンなSUV」と自信を示している。

《森脇稔》

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