【上海モーターショー15】BYDの新型SUVはプラグインハイブリッド…「宗」と「元」

自動車 ニューモデル モーターショー
元
全 14 枚 拡大写真

比亜迪汽車(BYD)は上海モーターショーでミドルサイズSUVの『宗』、コンパクトSUVの『元』を公開した。いずれも発売予定で、市場投入時期は今年末。どちらもPHEVというのが特徴だ。

この2台の新型SUVは共通のプラットフォームを持ち、メカニズムとそのレイアウトもほぼ共通。リチウムイオン電池をキャビン床下に配置する「5-4-2テクノロジー」と呼ばれるハイブリッド用シャシー技術が使用されている。

「宗」と「元」はいずれも排気量1.5リットルのエンジンと2つのモーターを搭載。モーターは前後アクスルに配置され、エンジンを始動させないEVモードでは70kmの走行が可能。0-100km/hは4.9秒という加速力を持つ。

「宗」の寸法は全長4565×全幅1830×全高1720mm、ホイールベース2660mm。「元」は全長4320×全幅1765×全高1650mm、ホイールベース2520mm。「元」のほうがややコンパクトで、外観ではスポーティさが強調されている。

このほか2リットルエンジン搭載のPHEVモデル『唐』も公開。こちらはすでに今年1月から受注がスタートしている。こちらにも「5-4-2テクノロジー」が使われ、エンジン排気量は2リットル。

なお「唐」のボディは従来モデルの『S6』をベースに変更を加えたもの。S6はレクサス『RX』のコピー車として知られているが、唐では少なくともボディ前後は、オリジナリティのあるグラフィックスとなっている。

《古庄 速人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  3. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る