トヨタ米国販売、1.8%増の20万台超え…SUV好調 4月

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トヨタ RAV4(米国仕様)
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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は5月1日、4月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は20万3329台。前年同月比は1.8%増と、14か月連続で前年実績を上回った。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、改良新型の2015年モデルが、3万4066台を販売。前年同月比は10.4%減と、2か月連続で減少した。2013年に新型を投入した『カローラ』は、10.1%増の3万1990台と、7か月連続で増加。『プリウス』は、15.4%減の1万5235台と、3か月連続で減少する。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が、前年同月比21.7%増の2万2914台と、引き続き好調。中型SUVの『ハイランダー』は、10%増の1万3763台と2か月連続で前年実績を上回る。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、4.5%増の1万0681台と、2か月ぶりに増加。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が、前年同月比16.2%減の6810台と、2か月連続で減少。新型車の『NX』は、3421台を登録。『IS』は、6%増の4008台と、3か月ぶりに増加。『GS』は1711台を売り上げ、前年同月比は14.1%増と2か月ぶりのプラス。大幅改良を受けた『CT』は、11%増の1170台と、5か月ぶりに増加する。

トヨタ自動車の2014年米国新車販売は、前年比6.2%増の237万3771台。2015年1-4月は、前年同期比8.1%増の77万8949台だった。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「ピックアップトラック、SUV、ミニバンの販売好調で、過去15年で最高のスタートを切った」と述べている。

《森脇稔》

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