中国新車販売、0.5%減の199万台…2か月ぶりに減少 4月

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トヨタ カローラ(北京モーターショー2014)
トヨタ カローラ(北京モーターショー2014) 全 3 枚 拡大写真

中国汽車工業協会は5月11日、中国における4月の新車販売の結果を明らかにした。商用車と輸出を含めた総販売台数は、199万4500台。前年同月比は0.5%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

4月の新車販売のうち、乗用車は166万8800台。前年同月比は3.7%増と、ひと桁台ながら前年超えを維持した。一方、商用車の4月実績は、32万5700台。前年同月比は17.6%減と、2桁の落ち込み。景気の影響を受けやすい商用車の販売は、不振が続く。

日系メーカー3社の4月実績では、日産自動車が9万5500台を販売。前年同月比は19.4%減と、3か月連続で前年実績を下回った。商用車の販売低迷の影響が、長引く。

トヨタは9万2600台を販売し、前年同月比は7.8%増と、2か月ぶりの前年実績超え。2014年夏にモデルチェンジした主力セダンの『カローラ』と、新型車の『レビン』の販売が伸びている。

ホンダは7万1546台を売り上げ、前年同月比は11.7%増と、2か月連続で前年実績を上回った。『フィット』の販売が、前年同月比3.6倍と好調なのが、回復の原動力に。

中国の2014年の新車販売は、商用車と輸出を含めて、前年比6.9%増の2349万1900台。2年連続で2000万台を突破すると同時に、米国を上回り6年連続で世界一となっている。

《森脇稔》

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