造船統計速報、竣工41隻で生産指数5%増…3月

船舶 行政
常石造船が開発した3万5300トン型ばら積み貨物船「TESS35」
常石造船が開発した3万5300トン型ばら積み貨物船「TESS35」 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、3月の造船統計速報を発表した。

それによると3月分の造船主要53工場の鋼船受注・建造実績は、受注が24隻、75万2000G/T、起工が30隻、127万5000G/T、竣工が41隻、164万9000G/Tだった。

竣工船価は1782億円で、2010年を100とした生産指数は103.4で、生産指数の前年同月比は、5%増だった。

このうち、国内船の竣工実績は、合計2隻、5万8000G/T、生産指数が423.4だった。内訳は、貨物船(ばら積み船)が1隻、その他が1隻だった。

輸出船の竣工実績は、合計39隻、159万1000G/T、生産指数が87.4だった。内訳は、貨物船が36隻で、このうち、一般貨物船が2隻(パナマ向け)、ばら積み船が8隻(パナマ、シンガポールなど向け)、コンテナ船が1隻(パナマ向け)、自動車専用船が2隻(パナマ向け)、鉱石兼ばら積み船が17隻(パナマ、マーシャル諸島等向け)、木材専用船が1隻(リベリア向け)、木材兼ばら積み船が4隻(パナマ向け)、その他貨物船が1隻(パナマ向け)だった。

油送船は3隻で、そのうち、LPG船1隻(シンガポール向け)、化学薬品船が2隻(パナマ、マーシャル諸島向け)だった。

鋼船修繕実績は167隻で、工事金額が109億円だった。

《レスポンス編集部》

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