日本電産は、子会社の日本電産テクノモータが福井技術開発センターの第2期拡張工事が竣工し、5月から稼働したと発表した。
日本電産テクノモータは、新興国を中心に海外の新市場、新製品、新規顧客の開拓で2014年度も2ケタ成長を続けている。2015年度はインドの生産拠点の立ち上げを予定しており、成長を加速、2016年度には1000億円の売上を見込んでいる。
今後の成長には、中国やその他の新興国、欧米マーケットへの参入による売上拡大がキーとなり、グローバル競争に打ち勝つ「生産・販売・開発のグローバル体制」の整備・強化を急いでる。今後、福井技術開発センターを本格稼働させるとともに、人材の強化により、新市場、新製品、顧客の開拓に加え、「新事業創出」の機能も拡充する。
研究開発拠点の人材も増強して現状350人の人員を、2020年度には1000人体制とする計画。