石垣島天文台、むりかぶし望遠鏡でケンタウルス座Aの鮮明な画像の撮影に成功

宇宙 テクノロジー
活動銀河ケンタウルス座A Centaurus A(NGC5128)
活動銀河ケンタウルス座A Centaurus A(NGC5128) 全 1 枚 拡大写真

国立天文台は、石垣島天文台のむりかぶし望遠鏡によって、南天の活動銀河ケンタウルス座A(NGC5128)の鮮明な画像の撮影に成功したと発表した。

ケンタウルス座Aは、南の空でもっとも電波が強く活発な電波銀河として知られる巨大な楕円銀河。南十字星の少し北の方向にあるが、観測できる高度が低いために国内では大型の望遠鏡で観測がすることが難しい。

北緯24度の位置にある石垣島天文台では、2010年2月にも撮影したが、今年5月15日に晴天に恵まれたため、口径105cmのむりかぶし望遠鏡を使って、国内で撮影されたものとしては、これまでにない鮮明な画像を捉えることができたとしている。

ケンタウルス座Aは、強烈な電波を出す活動銀河。電波天文学の発展によって、電波源が二つ目玉であることや、長いジェット構造を持っていることが明らかになり、特異な形をしている楕円銀河NGC5128であることも判明している。

《レスポンス編集部》

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