自転車乗りの“対策”…交通ルールをやさしく学べる警視庁サイト

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自転車に関する法律知識を問うクイズで、10問中9問正解。その結果もらえた合格証
自転車に関する法律知識を問うクイズで、10問中9問正解。その結果もらえた合格証 全 2 枚 拡大写真

改正道路交通法の施行を受け、悪質な交通違反を繰り返した自転車利用者に対する安全講習の受講が義務化されました。このことはメディアでも大きく取り上げられ、「自転車だから運転免許がなく、交通ルールがよくわからない」といった街の声を伝えています。

■十分理解されていない自転車に関わる交通ルール

これを聞いた僕は、「免許がなくたって、赤信号が止まれってことぐらいわかるでしょ!」と思わずツッコミを入れたくなりましたが、自転車に関わる交通ルールの中には、確かに十分理解されていないものがあります。

たとえば一方通行の規制。僕も軽車両である自転車は該当しないものと思い込んでいましたが、そんなことはありません。とはいえほとんどの標識には「自転車を除く」との補助標識が付され、自転車の対面通行が認められています…とここは自己弁護しておきましょう。

また、路側帯は2013年12月まで対面通行が可能で、今でも自転車通行可の歩道は対面通行が可能ですから、通行していた道路右側の歩道が途切れてそのまま路側帯を進んだところ、そこはダメと言われても戸惑う人が大半でしょう。

■「けいしちょう自転車安全教室」で自転車の適性検査

ただ、だからといって自転車利用者が、交通ルールを知らないでいいわけはありません。警視庁のウェブサイトにアクセスしたところ、ルールを学ぶのにうってつけのページがありましたから紹介しましょう。トップページの上にある「交通安全」をクリックした先、「自転車の交通安全」の一番上にある「けいしちょう自転車安全教室」がそれです。ここには状況判断力や行動の速さ、神経質傾向や感情高揚性を測定する自転車適性検査と、自転車に関する法律知識を問う自転車の安全な乗り方というふたつのコーナーが用意され、終了後にはそれぞれ結果が示されます。
前者は始める前にプロフィールを入力する必要がありますが、必須なのは年齢だけ。まずは練習してからいざ本番に挑戦です。左右に示されるマークや文字が合っているか違っているかを判定する簡単なものですが、残り時間を示すバーが減っていくのが目に入って気持ちは焦ります。続いてマウスやタッチパッドを素早くクリック。最後は自分に当てはまることに、はい・いいえで答えます。

校正の仕事をしているせいか、あるいは毎日パソコンに向かっているせいか、結果は画像のとおり優秀なものでした。続いて後者。もちろん10問中10問正解…と言いたいところですが、恥ずかしながら1問間違えてしまいました。○とした幼児用座席に10歳の子どもを乗せて2人乗り、これは6歳未満でなければダメとのこと。このクイズは挑戦するたびに質問内容が少しずつ変わり、飽きることがありません。何より合格すると合格証がもらえるということで(画像のダウンロード)、それが励みとなります。知らず知らずのうちに、自転車に関する法律知識が身につくのがいいですね。

【澤田裕のさいくるくるりん】警視庁のウェブサイトで、自転車の安全に関わる適性と知識を知る

《澤田裕@CycleStyle》

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