鞍馬山ケーブルカー、設備更新で運休中…来春から4代目車両に

鉄道 テクノロジー
鞍馬山ケーブルカーが設備更新のため運休中。再開の来春を予定している。
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いわゆる「牛若丸伝説」で知られる鞍馬寺(京都市左京区)の鞍馬山鋼索鉄道(鞍馬山ケーブルカー)が、5月11日から設備更新のため運休している。2016年4月から運行を再開する予定。

鞍馬山ケーブルカーは、叡山電鉄鞍馬駅に近い山門駅から鞍馬寺本殿へのアクセス駅である多宝塔駅までの0.2kmを結ぶ、鞍馬寺直営のケーブルカー。国内では宗教法人が運営する唯一の鉄道事業で、特殊鉄道を含む営業距離は日本一短い。

参詣者の利便性向上を目的に1957年に開業し、1975年に車両を更新した。1996年にも大幅なシステム変更を伴う更新が行われ、ゴムタイヤ式車両の3代目車両「牛若号III」を導入。架線は線路上方から線路脇の敷設に変更された。

今回の更新工事では、結露による被害を防ぐため、線路脇の架線を撤去。車両で使用する電気は駅で充電する方式に変わる。更新工事に伴う運休期間は2016年3月31日までの予定。4月1日からは4代目車両により運行が再開される予定だ。

《草町義和》

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