【アバルト・ドライビング・アカデミー】アットホームな雰囲気のなか学ぶ、アバルト遣いへの道

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アバルト・ドライビング・アカデミー&エクスペリエンス(オートポリス・サーキット)
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アバルトのポテンシャルを引き出すドライバーになる

6月13日、大分県のオートポリス・サーキットにおいて、FCAジャパンが主催する「アバルト・ドライビング・アカデミー」と「アバルト・ドライビング・エクスペリエンス」が開催された。

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「アバルト・ドライビング・アカデミー」は、アバルトのポテンシャルを引き出すテクニックを身につけるためのドライビング・レッスンだ。そして「アバルト・ドライビング・エクスペリエンス」はレーシングドライバーの運転によるサーキット走行同乗体験などを行うもの。未来のアバルト・オーナーにアバルト体験を行ってもらうのが狙いである。FCAジャパンでは、こうしたイベントを2012年より、富士スピードウェイや鈴鹿サーキットなどで、年間3~6回ほど開催してきた。

「アバルト・ドライビング・アカデミー」は、初心者向けの「バーゼ(BASE)」、サーキット走行経験者向けの「テクニコ(TECNICO)」、上級者向けとなる「ブートキャンプ(BOOT CAMP)」の3つのクラスが用意されている。参加費は今回のケースでは、全コース1名3万円+1万円の別途点検費用。ただし、今回のオートポリスのイベントでは、「バーゼ(BASE)」と「テクニコ(TECNICO)」の2クラスのみの開催。これをオートポリスのジムカーナ場とショートサーキットにおいて実施した。当日参加したマシンはアバルト『500』『500C』が中心。『595コンペティツィオーネ』や、さらには『595 エディツィオーネ・マセラティ』といった稀少なハイパフォーマンスモデルの姿もあった。

初心者向けの「バーゼ(BASE)」では、座学、ショートサーキットでの慣熟走行、急制動などのパート練習、スラローム、ジムカーナなどのカリキュラムを用意。ドライビング・テクニックの土台を育むためのメニューだ。中級者向け「テクニコ(TECNICO)」は、さらにサーキットコースでのフリー走行を含む、より高度な内容になっている。そして上級者向けの「ブートキャンプ(BOOT CAMP)」は、少人数のチーム制プライベート・レッスンとなる。

教えられる内容を見ると、正しいドライビングポジションの取り方にはじまり、オーバルコースによる荷重移動の体験など、「アカデミー」の名称に相応しい理論的で具体的なものが多い。また、講師役は、フォーミュラー経験者やラリーストなど、ほとんどが現役のレーシングドライバーだ。今回は、25名の生徒に対して、7名のレーシングドライバーが講師として参加。講師の数が多いこともあって、きめ細やかなアドバイスが望めるのも魅力だろう。

今回、参加した人たちの多くは九州在住であったが、4~5名は大阪から足を伸ばしてきたという。また、インドから5局のテレビクルーが取材として参加していた。

◆フレンドリーでファンな雰囲気が漂う

参加者のうち初参加は半数ほど。あとはリピーターだ。そんな参加者に「なぜ、このイベントに参加したのか?」とたずねてみれば、多くの参加者は「やはり愛車のアバルトを思い切り走らせたいから」という理由を挙げる。「アバルトって楽しいからね」と、口を揃えて即答したのだ。それ以外にも、「教えてくれる内容が分かりやすい」「九州ではアバルトのイベントが少ないから」「同じアバルトのオーナー同士で交流できる」「内容を考えれば安いと思う」という。このあたりに、同イベントの特徴があるのではないだろうか。

さらに同伴で訪れた女性陣にも話を聞くと、「お金がかかりますよね」「待ってる時間が長い」との不満もあるようだが、「このイベントに参加するようになってから、夫婦での旅行が増えました」「これに参加すると旅行になるので、美味しい食事と温泉を楽しみにしています」「普段の運転で、安全に気を遣うようになった」「サーキットは自分も初めてなので楽しい」と、イベント参加を歓迎する声も多数あった。

2012年のスタート時点では「アバルト・ドライビング・ファン・スクール」と名乗った同イベント。その後、アカデミー色を強めながらも、アットホームでファンな雰囲気は、そのまま残しながら継続されているようだ。次回は8月19日に鈴鹿サーキットで開催予定となっている。

《鈴木ケンイチ》

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