【メルセデス CLAシューティングブレーク 発表】上野社長「戦略モデルが完成した」

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メルセデスベンツ CLAシューティングブレーク 発表会
メルセデスベンツ CLAシューティングブレーク 発表会 全 8 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本は6月18日、新型車『CLAシューティングブレーク』の受注を開始した。NGCCと名付けられた小型戦略車のひとつで、メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は「今後のメルセデスベンツブランドにおける戦略モデルが5車種完成した」と語った。

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NGCCは今回発表したCLAシューティングブレークのほか、『Aクラス』、『Bクラス』、『GLA』、さらに『CLAクーペ』で構成される。上野社長によると「NGCCの販売台数は、2014年の総販売台数6万834台のおよそ3割強を占めた。5年前の2010年と比べるとその比率は倍増し、重要度も年々増している」という。

さらに上野社長は「NGCCはこれにとどまらずエンジンや、駆動方式も含めて広くなっていくので、用途に応じてより使い勝手が増えていく」とした上で、「このサイズの車は保有期間が比較的短いので、乗り換えが進んでいく」とみる。

その一方で「当初思っていたほど、『Cクラス』以上の基幹車種の構成が減らなかった」と明かす。というのも「昨年は6万台強を販売したが、もともと年間4万5000~5万台あった基幹車種の販売台数に対して、NGCCが上乗せされた格好でうまく推移している」からだ。

また「ダウンサイジングの流れの中で今後NGCCの比率が増えるのは容易に想像できるが、Cクラスや『Eクラス』、『Sクラス』の販売状況をみると、すぐにそうなるとは考えにくい。まだまだ基幹車種であるCクラス、Eクラス、Sクラスはとても人気があるという位置づけ」とも強調していた。

《小松哲也》

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