BASFのメラミン樹脂発泡品バソテクト、VW車のエンジンカバーに採用

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フォルクスワーゲン社のエンジンカバーの吸音材として採用された、 BASF の吸音材・メラミン樹脂発泡品バソテクト
フォルクスワーゲン社のエンジンカバーの吸音材として採用された、 BASF の吸音材・メラミン樹脂発泡品バソテクト 全 1 枚 拡大写真

BASFは、同社の吸音材・メラミン樹脂発泡品「バソテクト」がフォルクスワーゲン車のエンジンカバーの吸音材として採用されたと発表した。

今回採用されたのは、北米で生産している『ジェッタ』『ゴルフ』『パサート』『ティグアン』『ビートル』のEA888型エンジンの吸音層。バソテクトを使用した吸音部品はマサチューセッツ州の発泡品コンバーター Rogers Foam社が提供し、カナダのエンジンカバーサプライヤー、Exo-s社が組み立てを行っている。

バソテクトは、素原料メラミン樹脂により、難燃性と研磨性に優れ、最大240度の環境で使用でき、広範囲の温度域で安定した特性を保持。またオープンセルの気泡構造により、軽量で吸音性に優れているほか、低温柔軟性および断熱性も実現している。

エンジンカバーにバソテクトを使用することで、高温環境において、優れた吸音性、難燃性を提供し、軽量化を実現。自動車メーカーが直面するさまざまな課題解決に貢献する。

《纐纈敏也@DAYS》

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