ホンダの米国法人、アメリカンホンダは7月1日、6月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は13万4397台。前年同月比は4.2％増と、2か月連続で前年実績を上回った。
ホンダブランドの乗用車系では、『アコード』が2万7477台を販売。前年同月比は15％減と、5か月連続で減少した。『フィット』は4669台を販売。新型効果で、前年同月比は26.3％増と、引き続き大きく伸びる。『シビック』は、11.1％減の2万8727台。
ライトトラック（SUV/ピックアップトラック/ミニバン）系は、6月の新記録。主力車種の『CR-V』が、2万8349台。前年同月比は8.5％増と、2か月ぶりに前年実績を上回る。同車は、大幅改良を受けた2015年モデルを2014年10月に投入。中型SUVの『パイロット』は、7.5％減の9093台とマイナスに転じた。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、前年同月比6.5％増の1万1621台と3か月ぶりに増加した。5月に投入された『HR-V』（日本名：『ヴェゼル』）は7760台。
アキュラブランドでは、新型スポーツセダンの『TLX』が6月も3986台と良好な立ち上がり。アキュラのセダン系のベストセラー車に君臨した。『ILX』は79.1％増の1662台と、2か月連続で増加する。
アキュラブランドのSUVでは、2013年にモデルチェンジした『MDX』が、前年同月比6.1％減の4592台と、5か月連続で減少。『RDX』は5056台を売り上げ、前年同月比は45.1％増と、2か月連続で増加した。
ホンダの2014年米国新車販売は、前年比1％増の154万0872台。2015年上半期（1‐6月）は、前年同期比1.8％増の75万3001台だった。アメリカンホンダのジェフ・コンラッド上級副社長は、「新型パイロットを6月下旬に発売。ホンダのSUVは、歴代最強のラインナップ」とコメントしている。
