若桜鉄道、10月1日から運賃改定…消費税率引上げ分を転嫁

鉄道 企業動向
若桜鉄道は10月1日に運賃を改定。これまで見送ってきた消費税率引上げ分の値上げを実施する。
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鳥取県の若桜鉄道は8月1日、鉄道旅客運賃の変更を10月1日に実施すると発表した。上限認可運賃の範囲内で改定し、これまで見送ってきた消費税率引上げ分の値上げを実施する。

同社は2014年4月の消費税率引上げに対応した上限運賃の変更認可を同年10月に受けたが、実際に設定する運賃(実施運賃)は変更せず、消費税率引上げ前の運賃を維持していた。しかし、利用者の減少により収入が減ったこと、さらに本年度から八頭中学校のスクールバス輸送が始まったことで大幅な収入の減少が見込まれており、「現状では運営維持が困難となることが予想」されるとして、7月1日に国土交通省中国運輸局に実施運賃の変更を届け出たという。

発表によると、普通旅客運賃は上限認可運賃の税抜運賃に1.08を乗じ、円単位を四捨五入して10円単位とした金額にする。これにより、ほぼ全ての距離帯で10円の値上げになり、郡家~若桜間19.2kmでは大人片道の場合で430円になる。ただし、1km以内の区間(郡家~八頭高校前)は現行の100円を据え置く。

定期旅客運賃は通勤1カ月の場合、郡家~若桜間が現在より390円高い1万6770円、通学1カ月が360円高い1万5480円になる。いずれの場合も郡家~八頭高校前間は現行運賃を据え置く。

《草町義和》

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